June 2010
June 30, 2010
セイバー、凛、桜
じわじわとくる良い感想。
>「自分が変われば世界は変わる」という天道の台詞は聞くタイミング次第で響くものがあるだろう。
Twitterで六法氷樹さん(http://twitter.com/roppou_hyouki)もいつだかつぶやいていたと思うんですが、凛様の、
「なんで? 世界なんて、とっくにわたしの物じゃない」
もこれに近い。
セイバールートのセイバーさんは、理想と言いつつ世界の方を変えようとしていた感があります。
あのルートをプレイすると、問答無用で、ああ、やっぱあるべき理想を目指して全てを捧げるって尊いよなーと思えるんですが、一方でセイバーさんは『空の境界』の荒耶宋蓮に近いよな、と言うような話もオフ会でしたことがあります。
つまり、荒耶が橙子さんに指摘されたように、セイバーさんも、あなたの理想、あなたの目指す世界、あなたが守りたい人間、それはあなたの頭の中にあるだけだ、と指摘され得てしまう。現実の方は世界も人間ももっと愚か、という。
一方で桜ルートになってしまうと、自分自身が世界に害なす存在なので、自分を殺すか世界を殺すか問題にまで発展してしまう。本質は悪(世界に害なす)だとしても、存在すること自体は否定されるべきではない、と言う言峰の方がラスボスと言う、凄いルート。
真ん中が凛ルートなのはやっぱりそういうテーマ上の意味もある気がして、この問題の振れ幅を調節しながら、なんとか自分も世界も両方守っていけるのは、たぶん凛様だけ。アーチャー化しない士郎があり得るのは、たぶん凛様がパートナーの凛ルートアフターだけなんじゃないかなんて解釈しております。
今思ったんだけど、凛様が桜ルートの最後に使う魔法が平行世界ネタなのもこの辺りに関係してるのか。超マクロな視点もありつつ、だけど極点で桜(ミクロ)を切ることはできない……という辺りが、一番作中解付近にいるキャラクターだと思ったりするのでした。
フェイト/ステイナイト[レアルタ・ヌア] PlayStation 2 the Best
- ブログネタ:
- Fate/stay night に参加中!
June 25, 2010
魔法使いの夜ED曲「星が瞬くこんな夜に」も予約開始
supercellのジャケットデザインなどやっておられるうーさーさんのサイトより情報入手。
『NARUTO-ナルト-疾風伝』の新エンディング曲「うたかた花火」とのダブルタイアップ、両A面CDで、既に予約始まっておりました。ゲームより先にエンディング曲が発売ってことですねー。
うたかた花火/星が瞬くこんな夜に(初回生産限定盤)
June 24, 2010
魔法使いの夜、予約開始
Amazonさんだけでも、「オリジナル特典ポストカード付」となっていることから、各種店舗(ソフマップとかメロンブックスとか)特典もそろそろ発表になるかと思います。
というか、TYPE-MOON公式も今日更新される気がするので、更新されたらまたブログ書きますね。
とりあえず僕はAmazonでOKなのでさっそく予約です。地方な上介護生活なので、そもそも中々店舗では買いにくい訳なんで、こういう時は(いや普段からですが)Amazonありがたいっス。
魔法使いの夜 初回版 (Amazon.co.jpオリジナル特典ポストカード付)
June 23, 2010
劇場版Fate、予約開始
『魔法使いの夜』と同日の9月30日発売ということで、当日は僕は「まほよ」優先ですが、当然こっちも観ます(地方というのもあり、劇場ではまだ観てなかったので)。
劇場版 Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS 〈初回限定版〉[Blu-ray]
劇場版 Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS [DVD]
魔法使いの夜、6月24日から予約開始
●6月24日予約開始 TYPEMOON「魔法使いの夜」 ポスターいろいろ出た:アキバBlog
こういうのはAmazonなどのWEB流通関係の予約開始も同時な場合が多いです。
店舗特典みたいなもの(ソフマップ特典とか、メロンブックス特典みたいなヤツ)も今後発表される気はするんですが、とりあえずAmazonで予約しておこうかと今の所は思っております。あんまり、この前の『TYPE-MOONエースVOL.5』のタペストリークラスだったら心動くかもですが、テレカとかだったら後で絵が画集に収録されればそっちでじっくり見たい感じなんで。
後は、プライベートの介護問題さえなければ、当日そういうショップ(とらのあなとか)に並んで買ってみるっていうのもイベント感覚でいいんですけどねー。今のところちょっと難しいかな……。
June 21, 2010
『魔法使いの夜』9月30日発売決定/TYPE-MOONエースVOL.5
事前にTwitterでネタバレツイートを食らっていたのですが、本日発売の『TYPE-MMONエースVOL.5』で自分の目で確認。
『魔法使いの夜』、2010年9月30日に発売とのことです。休暇の準備しなきゃ!(エー)
『TYPE-MOONエース』の感想自体また書こうと思いますが、とりあえず『魔法使いの夜』特集部分。
毎回公開されるCGは何度も見返してしまっているんですが(VOL.3の「早朝の町を歩く青子」は100回は眺めた)、今回もため息が出る。背景CG、風景画が凄くいいんだな、『魔法使いの夜』は。今度どういう人達が作ってるのかチェックしておこう。
そして、
「鏡の国の戦い」
と、
「忍び寄る影 凶歌を織る自動人形」
のコピー&CG。
前者はまあ、久遠寺有珠(くおんじ・ありす)って言うくらいだから、何かしら『アリス』(ルイス・キャロルのね)とリンク(というか本歌取りというかパロディというか)した物語が織り込まれているのでしょう。本当どこまでも僕のど真ん中を狙ってくる作品だ。
後者は、「人形」のキーワードから、ちらちら情報出てましたが、やっぱり橙子さんも出てくるのね。『空の境界』時よりも遥にろくでもないようなことがちらっとインタビューに書いてあったので、楽しみ。さらに姉妹要素まであるってことか、く、どこまでも僕のど真ん中を狙ってくる作品だ……。
とりあえず、「TYPE-MOONエース」読んで興奮したままの更新をば。
しかし、今日は一日「TYPE-MOONエース」読んでいたい勢いです。商業紙雑誌はビジネス的に苦戦しているご時世ですが、テーマをニッチに絞って(この雑誌なら「TYPE-MOON」オンリー)圧倒的なクオリティを出して濃い顧客に訴求というのは、生き残っていく一つの作戦かもなー。
魔法使いの夜 初回版 (Amazon.co.jpオリジナル特典ポストカード付)
TYPE-MOON ( タイプムーン ) エース Vol.5 2010年 07月号 [雑誌]
June 16, 2010
魔法使いの夜/ラフ
先日のボールペン画の下書き。
こちらの方がラフっぽいですかね。
その後イメージ掴んで下絵も描いてみたんですが、どうもピンと来なくて現在保留中。背景も込みで組み立てていくと今の実力では大変です。
また、背景に関しては80年代の風景というのが結構な関門。
その点、「TYPE-MOONエース」なんかで公開されている風景CGは、ちゃんと80年代だと感じられるのが凄い。僕の場合80年代は小学生とかそれくらいでしたが、幼い記憶にある風景を、ムクムクとくすぐってくれるCGばかりです。
時間の流れは緩やかでも、経済はバブル末期。狂騒が喪失感に変わっていく頃の、微妙な風景の中に存在しているキャラクター達。『空の境界』でもバブル崩壊後の退廃的な建築物なんかを印象的に使っていましたが、こういう何気ないワンカットで色々表現するのは本当上手いよなー。
June 14, 2010
June 12, 2010
TYPE-MOONエースVOL.5の表紙が
描き下ろしの青子絵やばい。一撃で感情が反転するイラストって本当あるよなー。昨日はふて寝したくらいの勢いでイマイチだったんですが、今朝このイラスト見たら、『魔法使いの夜』をやるまでは最低限死ねぬとマジで思いましたよ。
娯楽は氾濫して、話題になるスピードも、話題として消えていくスピードも上がっている。それこそ時々奈須さんが言及してるように「消費」とでも言うように。
そんな中で、期待感だけでも、一生ものの作品になりそうな予感を抱かせるという時点で、凄いことかと思います。
広報の仕方も、かなり高いレベルでアクロバティックなことをやっておられる。どちらかというと、Twitterで制作過程を逐一実況みたいなプロモーションが流行ってるんですが、敢えて逆を行っています。徹底して情報は出さない。出す時は、1枚のイラストで一撃で魅了する……という、プロモーション担当者のレベルもかなり高くないとできないことをやっています。