aamall

April 22, 2007

レアルタ・ヌア感想/プレイ日記3−本編開始編−

 「士郎、誰かを救うという事は、誰かを助けないという事なんだ」(衛宮切嗣)

 凛さま視点だったプロローグ3日間を、主人公衛宮士郎に視点を移して再びリフレインという序盤まで。2日目が終わるまで読了。選択肢は、とにかく桜重視で選んでみました。というか桜アヤシイー。

 ◇

 視点切り替えでのリフレイン構成は王道ですが、凛さま視点からでは見えてなかった部分が情報として追加されていくのはわりと快感でした。士郎が構造把握の魔力を持ってるがゆえに、新都のビルにて士郎の方も凛さまの存在に気付いていたとか、そういうのが面白い。そして、士郎、わりと凛さまに憧れフィルター付き。そんな士郎の気持ちを描写してた所で、

 例えば、何の関係もない誰かを助ける為に、自分を助けていたモノを与えてしまい力尽きてしまった人とか。

 が挿入されるのが見事。プロローグで凛さま視点で描かれた、凛さまが自分を助けていた(凛さまのお父さんの)ペンダントを犠牲にして士郎を救済する場面にかかっていくわけですね。

◇他、ピコポイント

●危うい正義

 士郎の目的が「正義の味方になること」とわりと明確に最初から語られているんですが、その「正義」の危うさっぷりがこれでもかと序盤は綴られます。簡単には、「全員救済」と「自己よりも他者の優先」という二大綺麗事の正義。幼い頃の大火事の被災者経験と、その後ヒーロー的に現れた義父、衛宮切嗣の存在がその「正義」を追い求める姿勢のバックボーンにあるんですが、他ならぬ士郎の憧れであった衛宮切嗣自身から、冒頭に引用した台詞をはじめ、そんな理想論的な正義は存在しないことが諭されています。けれど、それをまだ頭に落とし込めるほどには理解できない士郎の、至らないものなりの「正義」の求道。正義論とか、昨今の多様化した作品群の中では使い古された題材のような印象を受けますが、奈須きのこ作品でどのように料理されるのか、先を楽しみに待ちたいと思います。

●イリヤ登場

 「早く呼び出さないと死んじゃうよ、お兄さん」(イリヤ)

 この幼い外見と、背筋をゾクゾクさせるシチェーションのギャップというのが、奈須作品の両儀的魅力を増幅させます。ワンシーンだけ登場なのに、すでにイリヤもカッコいい。

Fate/Stay nightビジュアルコレクション
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Fate/hollow ataraxia イリヤ ( 1/8スケール PVC製 塗装済 完成品 )
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