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May 09, 2007

レアルタ・ヌア感想/プレイ日記17−士郎とアーチャー編−

 「理想を抱いて溺死しろ」(アーチャー)

 今回はバトルバトルバトル。放課後の校舎を舞台にした士郎VS凛さま。雑木林に舞台を移しての士郎・凛さまVSライダー。催眠誘導のようなもので夜に柳洞寺に呼び出されての、士郎VSキャスター……と思いきやセイバーVSアサシン、アーチャーVSキャスターの二面構成。そして、とどめに士郎がアーチャーに溺死させられそうになるまで。まんべんなく、対照構成を取りながらバトルエピソードを通して掘り下げられているのはの士郎とアーチャーの「理想」についてといった感じ。

 ◇

 続くバトルバトルの今回。最初は前回の選択肢間違いの続きで、士郎VS凛さまから。選択肢をちゃんと選んだ結果普通にバトルパートに入ることができ、魔術の弾道を乱撃する凛さまから校舎内を逃げ回るという豪快なバトルに。まあ、前回と同じく結局追いつめられるんですが、今回は追いつめられた所で女生徒の悲鳴が発生。一時休戦して凛さまが女生徒の治療にあたる最中、凛さまめがけて放たれた短剣を士郎が庇う展開に。これにて、VS凛さまは水入り。というか凛さまの敵意も薄れます。

 短剣を放った主を追って雑木林にたどり着くと、ご存じライダーが待ちかまえていて、士郎、めった斬りにされます。士郎はどのルートでもライダーさんにいたぶられる宿命なんでしょうか。選択肢にセイバールートと同様に令呪を用いてのセイバー召還の選択肢も出たんですが、あんまりセイバーと仲良くなってしまうのを警戒して自力でなんとかする方の選択肢を選んだ所、間一髪でこっちのルートでは凛さまが助けてくれました。おお、いい感じで凛ルートに入ってる感じ。

 その後、学校に結界を張っているマスター(まあ慎二なんですが)を倒すまで停戦しましょうとの凛さまからの提案。セイバールートではVSバーサーカーのための共同戦線、このルートではVSライダーのための停戦と、状況とニュアンスはちょっぴり違いますが、とりあえずこっちのルートでも凛さまは一時仲間のポジションに入ってくれるようです。よかった、前回特殊一枚絵まで挿入して士郎を殺しに来た凛さまと遭遇した際はなんてハードなルートだと思ったものですが、とりあえず凛さま今の所味方チック。同時に、凛さまのサーヴァントのアーチャーと士郎が何かと会話する展開に。これはもう、凛ルートというよりアーチャールートという感じなんですかね。セイバールートでは士郎は目覚め前にセイバーの過去を見ていたんですが、今回のルートではどういうわけかアーチャーの過去を見ているふしがあります。

 翌日、例によって慎二から、僕がマスターです。手を組まないか宣言。そして、セイバールートと同じくその提案を士郎黙殺。ただしこの展開で、敵マスターの所に妹を置いておけないという理屈で、セイバールート同様、桜が衛宮家から離脱する展開になります。これでおそらくセイバールート同様桜は物語の間士郎回りの「非日常」から遠ざけられることになると思うんですが、これだけ丁寧に遠ざけられてると、(おそらく)非日常に巻き込まれる桜ルートってのはどんなんだと今から興味が膨らみます。プロローグで凛さまが目撃してた桜と外人の男性との会話の場面も未だ謎だし。桜、謎多し。

 深夜、「おいで…」という声に導かれて、士郎、柳洞寺まで赴くことに。夜になると無意識に散歩してしまう習癖があるわけではなく(ジャイアン@ドラえもん)、どうもキャスターのサーヴァントに操られてしまったようです。気が付いたセイバーも駆け付けるものの、そこはセイバールートでも出現していた柳洞寺の門番アサシン(佐々木小次郎)に阻まれてしまいます。ここで、ルール破りでキャスター自身がサーヴァントとしてアサシンを呼び出していたという、セイバールートで謎だったアサシンのマスターの謎が判明。それはそうと士郎絶体絶命のピンチという所で、なんと、助けに現れてくれたのがアーチャー。

 「なに、ただの通りがかりだ。あまり気にするな」(アーチャー)

 ジャンプ漫画の敵キャラがさりげなく助けてくれるパターン…キターーー(>▽<)。

 そうしてアーチャーVSキャスターのバトルに、キャスター、OPムービーその2で見せていた、飛行形態になって魔術弾乱射という荒技を披露してくれます。乱撃の雨の中、アーチャー、士郎を抱えて疾走。アーチャーを気に入らない士郎は、このアーチャーの意外な助力がどうにも気にくわないようで。

 二転三転しますが結局バトルはアーチャーの勝利に。ただし、ここでアーチャーがキャスターを見逃します発言をします。ここから、去りゆくキャスターを横目に、おそらくこのルートのハイライトとなる士郎とアーチャーの「理想」論。

 キャスターが人を犠牲にして強力になろうと、結果バーサーカーを倒す形になれば、それが一番ベストな形というビジョンのもとに、犠牲を出した上での救済を唱えるアーチャーと、犠牲は一人も出さない、全員救済という士郎の「理想」とが対立(この辺り、この対立に持っていくために最初のバーサーカー戦でアーチャーがセイバーごと撃つ場面が入ってたのかと思うと上手い)。結果、自分が死んでも「理想」の全員救済のためにキャスターを追おうとする士郎を、アーチャーがぶった切ります。その際の台詞が、

 理想を抱いて溺死しろ

 …キターーー(>▽<)。Fate/stay nightやるのこれが初めての僕でも知ってる有名台詞。こういう文脈で使われるのか。

 この場面より、この凛ルートは士郎とアーチャーの「理想」にまつわるお話なんだと確信。士郎の夢の中に出てきた、

 そいつは、目に見える全ての人を助けようとした。

 というのがおそらくアーチャーのことなのではないかと。つまり、昔のアーチャーは現在の士郎ととても似ていた。奇しくもキャスターさんから核心的な、

 「そう。なら、アナタたちは似たもの同士という事?」(キャスター)

 の台詞も出てますし。セイバールート内での士郎とアーチャーの問答の中に、同じく自己犠牲の全員救済を主張する士郎に対して、絶対に犠牲は出るものだとアーチャーが論駁する場面があるんですが、その後に最後に、ボソっと「それでもその理想が貫けるなら……」みたいなことをアーチャーが言うんだよね。夢から判断するに、アーチャーこそ自己犠牲の全員救済を完遂した英雄だからこそ、士郎の先行者として、先行者ゆえに対立するみたいな。『武装錬金』のブラボーとカズキみたいな感じ。既に、セイバーの口から錬磨の末に磨き上げられたアーチャーの強さは士郎がたどり着ける類のものだという話が出てきてますし、アーチャーの背中から士郎が何かを感じ取っていく話になるっぽいですね。アーチャー、わざわざ立ち絵に背中カットオンリーの立ち絵もあることですし(笑)。

Palm Characters Fate / stay night アーチャー&凛 セット

Fate/stay nightイメージアルバム「Wish」

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