aamall

May 15, 2007

レアルタ・ヌア感想/プレイ日記21−凛さまとデート編−

 要するに分不相応。
 こんなもの、おまえには勿体なさすぎる、と
 どこか、深いところにいる自分が告げていた。


 士郎の自己犠牲救済策として一計を案じてくれた凛さまとのデート。そしてその帰り際、衛宮邸での藤ねえを人質に取られてのVSキャスター戦。その戦闘にて、士郎の令呪が剥奪されセイバーがキャスターに奪われるまで。

 ◇

 凛さま、前回士郎の自己犠牲的なあり方にブチ切れてましたが、そんな士郎の内面を回復すべく、一計を案じてデートに誘ってくれます。「楽しさ」を経験させて士郎に自己の重要感を思い出させてやろうという凛さまの優しい配慮。凛さま良い娘。

 しかし、士郎は引用部分の台詞のように、どうしても原体験の大火事で自分だけ生き残ってしまった負い目を拭えず、結局自分<他人のままで……

 という所で、町中から人々の生命を吸い上げ、あまつさえ藤ねえを人質に取るという形で、圧倒的に自分>他人なキャスター来襲という流れが熱い。気を抜いて読んでるとキャスターが悪役チックに印象づけられますが、自分が死んでも他人という士郎も、他人が死んでも自分というキャスターも、同格で何かが欠けてるように全体としては描かれている感じ。

 藤ねえが人質にという状況で、ここは士郎の自己犠牲の他者優先が一番色濃く描かれる箇所と思われるので、士郎、そのまま藤ねえを優先して、自分の令呪を破棄。間髪いれずにセイバーの制御権をのっとったキャスターが、セイバーに命じて士郎を斬りつけます。

 ここで、セイバーの対令呪が発動。制御権を奪われたまま、最後の抵抗で涙を流しながら刃を止め、士郎を逃がします。セイバーここで(一旦?)離脱か!凛ルートというくらいだからどこかで離れるんだとは思ってたけど、このシチェーションは切ない。この流れに持ってくる前に、デートパートで(凛さまとのデートですが、セイバーも付いてくる)士郎とセイバーの楽しい時間のあり方が提示されてるだけに、なおさら切ない。

 逃亡先の遠坂邸にて、凛さまからあなたはここで(聖杯戦争から)降りなさい宣告。目覚めた後、根性で新都のビルまで凛さまを追いますが、もはやあなたには戦う理由も戦う力も無いとつっぱねられます。ここまで落とされる主人公も珍しい。

 夜、戦う理由について自問

 結果として、セイバーや凛さまという物語冒頭には無かった戦う理由を見いだし(この辺りまだ他人が理由なのが危うい)、士郎、参戦続行へ。

 ここまで落とされた以上後ははい上がるだけなんですが、初っぱなから選択肢間違いで言峰教会でキャスターに遭遇し、DEAD ENDを迎えてしまいます。浮上への、道筋は遠そうです。ああ、タイガー道場は面白いなぁ。

 ◇

 自己犠牲も他者犠牲も士郎とキャスターで両極端で、お前らもう少し中庸という言葉を選択できんのかという感じなんですが、物語上これがテーマで敢えて極端に配置してるんだろうなぁ。このルートが、前に書いた通りそれでもアーチャーが、自分が追った理想を士郎が全うするルートだとすると、何となく残る桜ルートの意味が推測できるような気がする。自己犠牲、全員救済も結構だけど、真逆の正義もあるんじゃない?みたいな?

→予約開始

リボルテック・セイバーオルタ

「Fate/stay night」関連商品なら「キャラアニ.com」


前回レアルタ・ヌア感想/プレイ日記20へ
次回レアルタ・ヌア感想/プレイ日記22へ
レアルタ・ヌア感想/プレイ日記のインデックスへ
管理人の本家感想ブログへ

realtanua at 00:17│ twitterでつぶやくレアルタ・ヌア/感想/プレイ日記(総合) | 遠坂凛ルート(Unlimited Blade Works)/感想