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June 16, 2007

レアルタ・ヌア感想/プレイ日記29−伏線胎動編−

 「けど先輩?わたしは、先輩のそういうところが大好きです」(間桐桜)

 VSライダー戦後、慎二絡みで桜をどうするかを凛さまに相談。結局、衛宮邸でしばらく預かることに。その後伏線が散りばめられた日常パートをはさんで、夜には柳洞寺にてVSキャスター、既に戦力を失っていたキャスターにあっさり勝利しますが、ここでも様々な謎が伏線として残ります。その夜、凛さまに関する不思議な夢を見て(これも伏線)、朝起きたら士郎が風邪をひいていた……という所まで。

 ◇

 昨晩慎二&ライダーをぶっ倒しちゃったということで、このままじゃ桜も聖杯戦争に巻き込まれてしまうんじゃないかと危惧した士郎は、凛さまに相談を持ちかけます。コーチングの技術に長ける凛さまは、桜を衛宮邸に匿うことを提案。この案件には士郎的に若干の心理的ハードルがあったんですが、凛さまの巧みなコーチングで士郎も決断。このイベントに伴い、このルートでは同盟関係を結ばなかった凛さまとも、若干和みムードに。

 桜を自宅に泊まるように説得するために夕飯は奮発するぞ!という所で商店街に赴いた所で、恒例になりつつあるイリヤとの遭遇イベント。相変わらずマスターとしてのイリヤと素の少女としてのイリヤとのギャップが描かれるんですが、このルートでは間桐臓硯や言峰綺麗から衛宮切嗣とアインツベルン家の因縁を既に聞いているので、過去からの宿命的に二人は戦い合わねばならない、だけどこのつかの間の時間だけは……的な要素が追加されています。全体的に、アインツベルン家をバックとしたイリヤの存在感が大き目のルート。Wikiか何かで開発途上でイリヤルートを組み込んだのが桜ルートだみたいな記述を読んだ記憶があるので、それゆえでしょうか。

 夜は、桜に衛宮邸に泊まるように説得するイベントが挿入されるんですが、これまでのルートでは戦いの間の一週間士郎達の外に置いておかれる展開になっていた桜が、このルートではついに一週間士郎の側に寝泊まりすることで決着します。さすが、桜ルート。その他、セイバーの寝間問題、桜の着替え問題(桜はE85の巨乳)など、表面的には笑える日常パートが綴られるんですが、そんな中に視力に問題があるかのように壁や柱にぶつかり続ける桜、お風呂で寝過ごしてしまう桜……など、お話のコアになりそうな、桜絡みの不穏な伏線が挿入されます。

 その夜はセイバーと柳洞寺に攻め込みますが、幕間劇が挿入されて、なんとこれまでのルートで佐々木小次郎だったアサシンが何者かに捕食されて、真アサシンとでも言うような別の存在がこのルートではアサシンになっていることが判明。士郎とセイバーはそんな謎が謎を呼ぶ柳洞寺に踏み込みます。

 柳洞寺は皆が昏倒状態なんですが、これまでのルートのように単純にキャスターの仕業ということ以上の何かがあった模様。プレイヤーにだけ分かるように、謎の怪人Xみたいな謎の存在の立ち絵がときおりサブリミナル効果のように挿入されます。これはなんだろう、こいつが真アサシンなのか、それとも桜絡みの何かなのか。

 キャスターのもとに辿り着くと、葛木宗一郎は既に絶命。状況的にキャスターが主殺しを慣行したのだとセイバーは受け取りますが、キャスターは否定。この辺りは凛ルートにてキャスターの想いを知ってる読者は当然違和感を感じる部分なんですが、問答無用でセイバーVSキャスターに突入して、あっけなくセイバーの勝利で幕切れ。立ち去り際、士郎が何者かの感覚を感じ取りますが、セイバーには感じられず追求しないことに。ここで、また怪人Xのサブリミナル立ち絵。どうやらコイツの存在は、士郎には感じられてセイバーには感じられない類のものらしいです。

 その晩、床についた士郎は、「赤い世界」という不思議な夢を見ます。凛さまが美綴綾子を捕食し(この絵がエロい)、そのまま士郎の胸元にも噛みついて妖艶に士郎にも吸血行為を施すという謎の夢。その後、夢はこれまでのルートで何回も見た大火事の士郎の原初風景の夢に繋がりますが、そこには、これまでのルートでは現れなかった、「黒い太陽」が存在しています。凛ルートの最後にギルガメッシュが飲み込まれた謎の黒球と同じ絵なので聖杯絡みだとは思うんですが、この絵が、士郎本人が秘匿していた記憶なのか、これまでのルートのように誰か他人の夢なのかは、現時点では不明。

 朝起きると体がだるく、風邪と判明。桜が看病に学校をサボって残ってくれます。そんな巨乳後輩に看病してもらえるという萌えシチェーションにおいて、桜の口から他人を優先し過ぎるという士郎のあり方について、

 「けど先輩?わたしは、先輩のそういうところが大好きです」(間桐桜)

 という肯定の言葉が。これまでのルートの序盤では否定されまくってた他人>自分という士郎のあり方に、このルートでは最初から肯定を与えてくれる桜の存在が。この事実が後の方にどう繋がっていくのが、奈須きのこ氏と、プレイ済み読者のみが知る……という所で今日は眠くなったのでまた明日。

 謎が謎を呼ぶ展開で伏線が胎動しているんで、現在はまったく何も分からんという状態。こういうのが、全部最後には繋がって、しかも何かしら当初のイメージを転覆させてくれるのが奈須きのこシナリオなんで、こういう謎をちゃんと覚えておくと後で楽しめるんだよな。

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