aamall

May 03, 2011

魔法使いの夜と氷室冴子作品

 お久しぶりです。相羽です。

 ライブドアブログ有料版の契約切れでしばらくこのブログが消えておりました。新しいアドレスで復活させましたが、以前とURLが変わっていて、TOPをブックマークしていた方や、以前のURLのまま過去ログを参照したい際などご不便をおかけするかもしれませんが、ご了承頂けたら幸いです。

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 『魔法使いの夜』が発売になるまではこのブログもそんなに更新しないかと思うんですが、今日は僕がまほよを楽しみにしている点をば一つ。

 何回か書いていますが、TYPE-MOONエースの奈須さんや武内さんのインタビューを読むと、まほよはだいぶ氷室冴子作品の流れを汲んでるらしい作品であることが伺えるからです。

 奈須さんが影響を受けた作家さんの中に名前を挙げていますし、何度も書いている通り雑居コンセプトは氷室先生の『雑居時代』に重なりますし(劇中の年代もだいたい同時期)、青子は設定的にも雰囲気的にも『雑居時代』の数子っぽいです。

 氷室冴子は僕の中でも生涯影響を受けるであろう作家ベスト3には入るような作家なので、その点でTYPE-MOONが氷室冴子文脈と合流するかもしれないという所に、非常に興奮し、期待しているのです。

 本格的な文芸評論みたいなのはほとんど書いたことがないのですが、今後本格的にやることがあるとしたら、『魔法使いの夜』をやってみた後の、氷室冴子論になるような気はしております。亡くなってすぐパロディ的な同人誌は作ったのですが、もうちょっと本格的なものをやってみたい気持ちがあります。文芸批評自体が雑誌では売れず、そもそも従来の文脈であんまり扱われない作家さんで、一方でコバルト的な文脈も衰退していっている現在では、やる人がほとんど僕くらいしかいないような題材な気もしますし。少女小説史からエリアーデまでを含めた、射程が広いものを一度腰を据えて書いてみたいな、という野望はあったりなのでした。

雑居時代〈1〉(Saeko’s early collection〈volume.7〉)
雑居時代〈1〉(Saeko’s early collection〈volume.7〉)

雑居時代 (第1巻) (白泉社文庫)
雑居時代 (第1巻) (白泉社文庫)

realtanua at 06:43│ twitterでつぶやく魔法使いの夜感想