aamall

フェイト・ゼロ

November 18, 2011

A symbolic "Bridge" in Fate/Zero.

Altough there are a lot of "Bridge" Scenes in Fate/Zero, "Bridge" has symbolic meaning in this Anime.

Nitobe Inazoh(author of "Bushidho") who is famous in Japan said "I wish to be a bridge across the Pacific" when Japan was Meiji and Taisho eras(about 19 century).

In that context, "Bridge" is a symbol of the point between values and values.

In Fate/Zero, Saver's values(philosophy), Kiritsugu's philosophy, many Masters and Servants philosophy, there are a lot of values, and those are crossing each other at Holy Grail War.

So, "Bridge" is symbol of this Animation.

Sometimes, I will try to introduce a critical essay(about Anime) in Japan to other language people. Thanks.

realtanua at 02:41|Permalink

September 21, 2011

アニメ『Fate/Zero』がもうすぐ

 メインのブログの方は更新しておりましたが、こちらではお久しぶりです。全体的に震災からの生活再建モードで過ごしておりました。

 痛感してるのは、アニメとかゆっくり観てられたのも平和だったからなんだなということですが、一方でここ10年あまりのアニメ観たりな時間にも意味はあっただろうという風に持っていきたいと色々模索しております。

 そういう訳で、10月からのアニメ『Fate/Zero(公式サイト)』はじっくり視聴しようと楽しみににしています。僕が住む仙台では、関東圏での放映からは一週遅れでBS11での視聴になりそうなんですが、もうこの作品に関しては人生体験とか、そういう感じなんで特に急いで観なくてもじっくり観たいと覚悟完了しています。

 アニメにも意味があっただろうと思いながらも、一方で震災が来ようが経済危機が来ようが俺たちのオタク消費文化は終わらないぜというようなノリにももうピンと来なくなっているのも事実です。

 そんな中で『Fate/Zero』というかufotableやTYPE-MOONは随分前から「消耗品を作りたくない」という方に舵を切っている点に、何かしらピンと来るものを感じています。いや、ufotableも娯楽消費的な作品は作ってるし、TYPE-MOONもFateエクストラの続編とかモロに消費時代の産物じゃんという気もしますが、一方で制作陣のインタビューなんかを追っていると、「消耗品じゃない命かけて向き合って作る」作品というのを追ってるベクトルも彼らの中に強く存在しているのを感じます。

 確かに、『劇場版空の境界』はそういった方向の奇跡の具現で、僕としてはまったく消耗品になっていない作品。10年経っても、折に触れて見返すことがある作品です。それらを作ったスタッフが、また再結集して、決して消耗感覚ではなく「次」を作ったのがアニメ『Fate/Zero』と感じているので、これは見届けたいと思っています。

 「消耗品ではない日本発娯楽作品の可能性」としては、かなり前から原画のこやまひろかずさんやテキストの奈須さんが繰り返しじんわりと「超高速娯楽消費世界ってどうなの」感を各種インタビューで醸し出している、『魔法使いの夜』もそうです。

 早く出せ、早く出せと言ってる人達も多いんですが、そもそも制作哲学として消耗品にしないという理想を目指しているので、制作工程も発売タイミングも、市場と効率重視からは一歩距離を取ってるのだろうと推測します。

 広報キーワードの一つである「時間の流れがゆっくりだった頃」というのも、静かに反超消費主義を掲げているんだろうと。おまけに、舞台が80年代末で、バブル崩壊の頃なんですよ(つまり、既に巫条ビルのような崩壊後の廃墟ビルが描かれていた『空の境界』の少し前)。現実世界でもちょっと今年後半から来年にかけて経済情勢的にそんな感じになって、いよいよみんな「時間の流れがゆっくりだった頃」について考え始めないといけない感じになってくると思うので、そういうタイミングで時代的にリリースしてくれたらいいんだけどなと個人的には思っているのでした。

 ◇◇◇

 また、最近模索しているのは海外の人達との漫画、アニメ、芸能などの話題をきっかけとした交流の漸進的な展開、ですが、TYPE-MOONとかはどうなんだろうと色々調べ始める所です。

 SMAPとかAKB48は既に十分中国とかシンガポールで共通の話題になる規模で展開してるのが分かってるのですが、日本の漫画・アニメの「NARUTO」とかメジャー路線(「NARUTO」の海外人気は凄いです)とはまた違う辺りの話題の度合いのさじ加減ですよね。よく海外のコスプレイベントではセイバーさんとかアーチャーにコスプレしてる外国の方は見かけますけどね。微妙に、各国の神話ネタとかが作品の中核にあるので、「それ違げーよ」とか思いながら見てるんじゃないかと心配になります(笑)。そして、違うなりに受け入れられるんなら、それも多様性受容の一つの形なのだと思います。

 中期的にはそういう話題をきっかけに日本語教育のビジネスを展開していきたいんですが、とはいえそういう場面でいきなり奈須きのこテキストとかは使えないよなー、などとも考えています(笑)。たぶん既に研究してる人もいるんだと思いますが、奈須さんはおそらく文体研究とかで考えるなら泉鏡花辺りから掘り下げていく系統ですよね。そういった、ポップカルチャーを媒介にする話とは矛盾するようだけど、話題の第一歩として娯楽が機能して、そこから消耗品ではない、日本語文体論(及び他の言語の文体論との対照研究)に例えば繋げられる、と、そういう感じの活動を今はイメージしています。

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realtanua at 06:13|Permalink